京都旅行2日目の続き その2
2009年 06月 25日
龍安寺のあと、嵯峨野に向け車を走らせました。
途中、学生時代に先輩と一緒にドライブした光景を思い出したりと
懐かしい思い出がよみがえってきました。
このあたりはあまり変化が大きくはありませんでした。
嵯峨野と言っても奥嵯峨。
化野念仏寺(あだしのねんぶつじ)。「あだし」とははかない、むなしいとの意で、「化」の字は「生」が化して「死」となり、この世に再び生まれ化る事や、極楽浄土に往来する願いなどを意図しているらしい。
高校の古典の作品に出てきたので思い出す人も多いだろう。
風葬の行われていた頃の墓石は基本的に石であり、このあたりに葬られた人たちの墓石を、
明治時代にこの念仏寺に集めたもの。その数は8000にも上るという。
古典の作品では、化野念仏寺は「人生のはかなさ」を表すため、比較的多く使われている。
そして、その竹林
こういう光景を見ると小柴垣・・・すなわち源氏物語が頭に浮かんでくる。
小柴垣は同じ嵯峨野の野宮神社内の垣根であるが、僕の中ではこんなイメージができあがってしまっている。
そして、最後は嵐山
さすがにここは多くの観光客で賑わっていた。
渡月橋の南側の駐車場に車を入れ、久しぶりに歩いて渡った。
2日間の短い旅でしたが、僕の第3の故郷、京都。
とても楽しい旅でした。次、上洛するのはいつになるのだろうか。