鮎新釣法
2010年 09月 19日
そろそろ鮎釣りのシーズンも終わりに近づいてきた。
先週、地元の釣り人と話す機会を得た。
僕以外は大抵がコロガシという、おとり鮎を用いない釣り方をされる。
それも最近の群れ鮎を目で見て掛けるという、見釣りなのだが、それがとてもよく掛かる。
「上手ですね」と声を掛けるとすぐに応じてくださった。
どういう仕掛けなのか、釣り方はどうするのか、じっくり観察させていただいた。
おそらくこの道何十年という、ベテランの方だろうと思う。
ここぞと思われるポイントに仕掛けを送り込み、バシバシ掛けていく。
メチャクチャ上手だ。
そうこうしていると、一人の方が根掛かりを起こしたので、ウエットスーツを着ている僕が川に入って、鮎と仕掛けを回収。
その方と今朝も出会った。なんと缶コーヒーを買ってきてくださった。
先週、川に入って回収したことに感謝されたようだ。
そして今日も新たな方と知り合いになった。
釣り方までも具体的に教えていただいた。
なるほど・・・これは凄い。
はっきり言って、今までは、こういう釣り方を舐めていました。
見釣りには見釣りの理論があった。
この辺りの人は心が広い人が多いのか、優しく手ほどきしてくれる。
何年か前、広島の河川では一帯を独り占めしようとする地元の人に「どけ」と言われ、負けてはならぬと言い返したこともあった。えらい違い。
(持論だが、他の釣り師の正面に入らないこと。また、お互いの竿がぶつからない程度の間隔・鮎竿は大抵10メートル程度なので、竿がぶつからない距離・約20メートル程度開いていれば迷惑を掛けることはないと思う)
所詮、遊びの鮎釣り。どうせなら、楽しくやらなきゃ一日がもったいない。
それにしても「人に恵まれている」とつくづく思う。
今日の出会いに改めて感謝。ありがとうございました。
新釣法、必ずモノにします。