シロバナネコノメソウ Chrysosplenium album Maxim.
2006年 04月 01日
最初に最上流まで一気に車であがり、そこからシロバナネコノメソウを探しながら下ってきました。
でも上流部ではコチャルメルソウばかり目に付き、なかなかネコノメソウそのものに出会わない。
助手席のかみさんが、中流部まで下ったところにあるコガネネコノメソウの群落の中に「しろばながおった!」と声を上げた。
あれれ・・・コガネネコノメソウと同居している。すごい・・・こんなのも初めて見た。
コガネネコノメソウをボケに使って撮影してみますた^^;
シベはマッチ棒のような感じですよ。
EOS 10D@ISO400 RAW+SIGMA 50mm EX Macro f2.8
そして上に咲いているスズシロソウを見上げたとき、左の壁面がコガネネコノメソウ、右の壁面がシロバナネコノメソウの群落に分かれているのを発見!すごい・・・。
ネコノメソウの女王と言っても過言ではない。
EOS 10D@ISO400 RAW+SIGMA 50mm EX Macro f2.8
近寄ってみると、タチネコノメソウまでいた。
大きく美しい花もイイが、小さなネコノメソウも探してみると楽しいですね。
一週間先が満開だと思われます。
土壌がもろく,出水などにより崩壊しやすい生息環境。変化が起こりやすくいとも簡単にいなくなりそうである。先週はヤマネコノメソウのつぼみと思っていたモノが,シロバナネコノメソウでした。
山口県内では生息数が極端に少ないようで、絶滅危惧種IBのようですね。
渓流の春の使者としてこれからも生きながらえて欲しいですね。
他にはコチャルメルソウ、チャルメルソウ、イチリンソウ、ミヤマカタバミ、ヤマアイなどの花を確認した。ただし写真には撮らずに帰りました。
RDBやまぐち